ゲームアプリを開発しよう。

退屈な時、スマホやPCでゲームに興じる人は多いでしょう。

そういったアプリを個人で開発することは難しい…と考えている人も多いでしょう。
しかし、全くの素人が手を出すことは不可能というわけではありません。
プログラミングスクールに通いたいが、お金がない。かけたくないという人も多いでしょう。
筆者もその一人でした。

　筆者もあるきっかけがあり、ごく平均的なITリテラシーの社会人という立場からあるゲームアプリを作ってみました。
独学なため、かなり四苦八苦しましたが…
現在では、個人開発向けに様々なソフトウェアがオープンソースで使えるようになっており、
やる気とアイディアさえあれば、十分に開発できる環境があります。
　私も働きながら、空いた時間や休日を利用して、3、4か月で、初作品を完成させることができました。

ここでは完成までの道筋を初心者にもわかりやすいように、説明していきます。

まずは、ゲームデザインを考えることです。
プレイヤーがどのように遊ぶのか、ストーリーは何か、どんなキャラクターが登場するのか、レベルデザインはどうするのかなど、ゲームの要素を考えます。
これによって、どのようなＰＣ、ツールが必要なのかが分かります。
ただし、難しく考える必要はありません。
この時点で、あまり細部にまでこだわって考えても、後で、軌道修正することになる場合がほとんどです。
それならば、ある程度アイディアが固まったら、次のステップに取り掛かった方が効率的でしょう。

　次に、プログラミングの基本を学びます。

こう聞くと、コードを書くなんて、自分には無理！という人もいるでしょう。
　大丈夫です。私の座右の銘の一つに、「コードは書いたら負け」というものがあります。
　
　たしかに、完全に書かないというわけにはいかないと思いますが、最近のツールはかなり優れています。
そういったものを知っていけば、ほとんどコードを書くことなく、＾完成させることも可能です！
　
　とはいっても、基本的なこと学んでからの方が効率がいいと考える人もいるでしょう。そこで簡単にだけ説明します。
　
　ゲーム開発におけるプログラミング言語としては、C++、C#、Java、Pythonなどがあります。
これはゲームエンジンによって使用する言語が違ってきます。
　使用するゲームエンジンをインストールする前に学ぶことがいいのかもしれませんが、先にゲームエンジンをいじってみて、プログラミングの必要性が出るたびに、学ぶという方法もあります。
　筆者は後者のタイプであり、完成させたいゲームによってはそちらの方が早い場合もあります。

　次に、ゲームアプリ開発に必要なツールであるゲームエンジンを学びます。
　
　ゲームエンジンとは、Unity、Unreal Engineなどのツールで、ゲームの物理エンジン
（物体の衝突、重力、摩擦、回転など、現実世界の物理法則を再現するソフト）、
3Dグラフィックス（３Dモデルといわれる立体的な物体や空間をコンピュータ上に描画する技術。３Dモデリングソフトで作成する。）、
AI（キャラクターの動作、物事を動かす順番、ルールなどをカスタムできる）
などの機能を提供します。初心者にとっては、Unity(C#)が最適な選択だと思います。

理由は、Unityは、簡単に学べ、多くのチュートリアルやサポートがあるためです。
ユーザーも多いため、個人の発信しているブログ等で悩みを解決できることも多いです。

　個人での開発にあたり、様々な手間や時間を短縮できる、オープンソースやサポートソフトを知っておくことが重要です。
ゲームの内容の規模が大きいほど、独力では限界があります。
　ひと昔前では、法人が集団で取り掛かっていた、プログラミングや３Dのモデリングなどを
簡単に、あるいは感覚的に開発できる機能を備えたソフトやサービスが充実しています。
　すべてそれらに頼ることはできないかもしれませんが、時間や手間の短縮に大いに役立ちます。
以下の関連記事を参考に、自身の作品に役立ちそうなものを活用して頂ければ嬉しいです。。

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最後に、開発したゲームアプリをゲームストアにリリースします。
unityでは、一度ゲームエンジン内で完成しまえば、各プラットフォーム向けに、パッケージを書き出せるようになります。

集客や収益化を狙うのであれば、できるだけ多くのストアにリリースするのがいいでしょう。